中国語の翻訳は常に同じクオリティーで対応することが重要です!

中国語の翻訳業は甘くないと知った日

翻訳業と聞くとなんだか格好いいですよね。私もかつて中国語の翻訳という仕事に憧れて、勉強していたことがあります。

10数年前にもなりますが、翻訳者と依頼者のマッチングサイトに登録していたこともあります。でも中国語の翻訳という仕事はそんなに簡単にできるものでもないんですよね。まず、中国語もそこそこできるし、よし、翻訳家になろうと思っている人は少なくありません。そこで以前に私がまたまた登録したマッチングサイトで仕事を探そうとすると、もし翻訳の依頼を見つけたとしてもそこで仕事を受注できる確率はかなり低いものです。5倍、6倍、の倍率はざらですし、なによりあっという間に受注済みになってしまい、駆け出し者には入る隙もありません。

運良く仕事を受注できたとしても、それが文字数の少ない原稿ではなく、何ページかに渡る原稿だった場合、納品日も決まっているわけで、その期間中に終わらせなければなりません。何年か中国語圏に住んでいても、分からない文章が無いとは限りません。簡単な文章はそれなりに翻訳できても、理解できない文や単語にぶつかった時には調べる、という作業が加わり、時間も取られます。その中で納品日までに翻訳+チェックを完了させなければならないとなると、かなりの翻訳スピードが要求されるわけです。

その時私は知りました。翻訳は家事の片手間でできる仕事ではないことに。中国語圏に数年住んだだけの一介の主婦ができる仕事ではないことに初めて気づいたのです。以前からもう少し翻訳を勉強していたら、と後悔しましたが、これからでも遅くはないかも知れません。もう少し頑張ってみようかと思うこの頃です。

ショールームのパンフレットの翻訳

ショールームのパンフレットの翻訳は、あくまでも一般的な表現が最適だと言われています。私もショールームの運営を担当して、日本語、英語、中国語の対応を常にするようにしています。翻訳をお願いする会社も専門用語がこなれ感をしたり、その都度こちらの要望がすぐに通る会社に決めています。

そして、案件の翻訳を担当する方が変わるときは常に連絡をいただいています。ショールームとして海外のお客様をご案内するときに統一感のある言葉で案内したいため、翻訳のクオリティーを変えたらまずいからです。

また、専門用語に関しては、同じ翻訳から常に同じように利用できるように用語集として発注時に全て渡すようにしています。もちろん機密保持契約書を締結して、専門用語に関しては日本語、中国語、英語ともに全て過去のノウハウをお渡しすることにしています。ここまで徹底しておけば、翻訳案件の担当者が変わってもそれほどクオリティーが落ちる事はありません。

それどころか、翻訳先に対してのノウハウが蓄積していき、翻訳担当が変わろうが変わるまいが同じような翻訳をいつもしてきてくれます。こういったノウハウも、長年の経験から分かるものです。中国語の翻訳に関しては常に同じクオリティーで対応することが重要だと思います。

海外製品のマニュアルや取扱説明書の翻訳

マニュアル翻訳は、単純に外国語を日本語に訳せばいいと思うことは大間違いです。この数年で、私達の身近な所で、海外の方と交流する機会もかなり増えてきました。それと同時に海外製品が当たり前のように、身の回りにも増えてきました。輸入製品は、生活の中でも使われていますし、仕事の中でも使われることが少なくありません。

その時には取扱説明書を見て使うことがあります。この時の説明書は、現地の言葉が書かれているものに、翻訳させた日本後マニュアルが添付されています。逆に日本の製品が海外に輸出される時には、日本語のほかに英語、中国語、ベトナム語、フランス語、ドイツ語等の複数の言葉で併記されているマニュアルもあります。

このようなマニュアルを翻訳するには、そのまま翻訳するだけでは上手くならないのだ。その中には、使用国の生活習慣や考え方に合わせた翻訳をしなければなりません。

したがって、マニュアル翻訳では、読者の文化的な背景や専門用語も熟知しながら訳すことが必要です。グローバル化の流れの中で、翻訳はますますニーズが高まっていく中で、求められる姿だと思われるのです。

グローバルな社会となってきているので、中国語翻訳は必須のものといえるまでになってきています。ビジネスを拡大するということにおいて中国は欠かせない相手となりますので、優良な中国語翻訳会社を見つける必要があります。自分で学んでいくこともできますが、こういった会社のスキルはかなり高いものなので、こちらを活用していくほうが有効的であると思います。世界を相手にビジネス拡大を狙うなら中国語翻訳会社は切り離せない存在だといえるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました